AKAMINE BLOG

メンズファッションディレクター 赤峰 幸生のBLOGです。

2013年09月30日(月)

Good Morning Akamine [Weekly Akamine]

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【2013年9月30日】

明日から10月。インコントロの回りはすっかり秋です。
目の前の栗やみかんはたわわに実り、静謐な空気が心地良い、今朝のショットです。

Posted by インコントロ STAFF at 13時53分 Permalink  コメント ( 0 )

2013年09月25日(水)

朝日新聞be on Saturday " 赤峰幸生の男の流儀 『自然に溶け込む服』 2013年9月21日(土)掲載" [朝日新聞掲載記事]

近年のファッションの大きな流れの一つに、洋服の原形を作った英国への回帰があると言われます。千鳥格子やチェックといった伝統的な柄や、厚みがある英国的な服地に世界中のデザイナーが手を伸ばしている。それはモノがあふれて混乱した状況が続いた後の、「基本に帰りたい」という心情の現れではないかと考えています。
 
しかし、そんな流行とは関係なく、ずっと英国の伝統を踏まえて服を作ってきたデザイナーがいます。私が敬愛するマーガレット・ハウエルです。

彼女が作る服は、自然に溶け込む色あいがすばらしい。スコットランドの草原や湖水地方の水の色、ブリティッシュ・ガーデンを想起させる色使い。自然な色こそを身に着けるべきだと考える私にとって、本質的な価値を備えた服に思えるのです。

彼女は毎年2回、ロンドンで新作を発表していますが、ファッションショーを見たこのコラムの担当編集者は「イメージ通りのマーガレット・ハウエルで、新味に乏しい」などと言います。いや何を言う、変わらないことこそが価値であり、今の時代に求められている「新しさ」だと思います。

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イラスト・YAB

次のシーズンには着られなくなるような服はもういらない。「賢い服」を少しずつ買い足していくような、新しい資本主義のキックオフを感じています。フォックス・ブラザーズ社の毛織物といった一流の素材を使い、マーガレット・ハウエルの服は決して安くありませんが、普遍的で、時代を超えていく服だと思います。
 

30年前に彼女に初めてお会いした時に、和服に関する書籍を贈ったら、たいそう喜ばれました。自然や伝統に共鳴する心情は日英に通じるものがあるように思えます。



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※朝日新聞社に無断で転載することを禁止します
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Posted by インコントロ STAFF at 12時27分 Permalink  コメント ( 0 )

2013年09月24日(火)

Akamine in Europe [Weekly Akamine]

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今回の欧州の旅では、久しぶりにエディンバラにまで足を延ばしました。
泊まったホテルのベルボーイは伝統的なキルトを履いています。

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エディンバラ城でのショット

Posted by インコントロ STAFF at 11時53分 Permalink  コメント ( 0 )

2013年09月20日(金)

Akamine in Europe [Weekly Akamine]

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ところで、ヒースロー空港にはこんな名前のお店があるんです。鳥丼、いただきました!

Posted by インコントロ STAFF at 09時27分 Permalink  コメント ( 0 )

Akamine in Europe [Weekly Akamine]

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今回のロンドンの旅では、マーガレット・ハウエル女史と30年ぶりに再会しました。お互いに、少し年を取ったかな・・・?

Posted by インコントロ STAFF at 09時23分 Permalink  コメント ( 0 )

2013年09月19日(木)

Akamine in Europe [Weekly Akamine]

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2013年9月13日、この日はウェリントンのFox Brothers社を訪問しました。ダグラス社長と。

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翌日はサビルロウへ。タイショップDrakesでのショットですが、ロンドンのあまりの寒さに堪えかねて、コベントガーデンのThe Vintage Showroomで購入したウールコートを羽織っています。

Posted by インコントロ STAFF at 15時05分 Permalink  コメント ( 0 )

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赤峰 幸生 (あかみね ゆきお)

● イタリア語で「出会い」の意のインコントロは、大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワークのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマにした自作ブランド「Akamine Royal Line」の服作りを通じて質実のある真の男のダンディズムを追及。平行して、(財)ファッション人材育成機構設立メンバー、繊研新聞や朝日新聞などへの執筆活動も行う。国際的な感覚を持ちながら、日本のトラディショナルが分かるディレクター兼デザイナーとして世界を舞台に活躍。 Men’s Ex、OCEANSに連載。MONOCLE(www.monocle.com)、MONSIEUR(www.monsieur.fr)へも一部掲載中。

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MEN'S EX 10月号 菊池武夫と赤峰幸生の Be Buffalo Forever! vol.5

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朝日新聞be on Saturday “赤峰幸生の男の流儀” 『自然から発想する色合わせ』 2013年3月30日(土)掲載

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OCEANS 3月号連載 AKAMINE STYLE 目覚めよ、日本の男たち!

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