AKAMINE BLOG

メンズファッションディレクター 赤峰 幸生のBLOGです。

2010年01月28日(木)

服の立ち位置【カジュアルの進化と深化】 [朝日新聞掲載記事]

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朝日新聞(東京本社版夕刊)に2010年1月28日付けでファッションコラム連載『服の立ち位置(カジュアルの進化と深化)』が掲載されました。

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2010年01月06日(水)

MEN'S EX 2月号 平成の寺子屋 赤峰幸生の上級ファッション塾 連載vol.14 [MEN'S EX 掲載記事]

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「ネイビーをお洒落に着こなしたいのですが・・・・」

真のクラシックを追求し、服のみならず、生き方そのものに自らのスタイルをもつ男、赤峰幸生。
氏が考える、男のお洒落を伝授する連載。第14回は、「ネイビー」。赤峰的ネイビーの使い方とは?



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■回答■
茶がかったネイビーブルーなど色みひとつで、洒落感がアップします。
リヴェラーノ&リヴェラーノのカシミアフランネルのスーツ、アカミネロイヤルラインのシャツ、エディ モネッティのタイ、シャルベのチーフ、ジョン ロブの靴という合わせ。ひと口にネイビーといっても、ベタなダークネイビーを合わせることは、まずありません。この日のスーツの色みはやや明るめのネイビー、それもブラウンがかったもの。そういった色のトーンで変化をつけるだけで、グッと上級者っぽい着こなしになります。

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好みはブルー×茶の組み合わせ
タイに同系のブルーを合わせるときは、ジャケットの色よりもトーンを明るくするのが、赤峰的絶対条件。「タイの柄の茶はスーツの茶がかった紺色を拾っています。ブルーと茶って、相性が最高によく、私が最も好んで使う組み合わせです」
 
 

■ちょっと明るめを選んで素材感にこだわることが大切
M.E.  赤峰先生がいわゆるベタなネイビーのスーツをきているのって、見たことがありません。でも、ちょっと明るいインクブルーになると、いろいろな素材のを好んで着てらっしゃいますよね?
赤峰  ダークネイビーとかチャコールグレイというのは、目立たない色としてサラリーマンが好んで着てきたわけですが、それは日本の企業がスーツを制服として位置づけてきた証拠です。私が提案したいのは、制服的な位置づけのものではなく、楽しめるネイビーなんです。
M.E.  と言いますと?
赤峰  あくまでベーシックな色なんですけど、ちゃんと存在感があって、言いかえればヒネリがある色です。さらに言いますと、スーツに限らずジャケットでもタイでもあまり濃色でないほうが、好みの基軸としてあります。実際、濃いネイビーよりもやや明るめのインクブルーのほうが、日本人の肌色にはよく合うんです。
M.E.  なるほど。
赤峰  特に春先から夏にかけて、太陽光を浴びたときに美しく見える色を着たいというのは、意識の中で強くありますね。明るめのブルーを夏場に着るときは、白の貝ボタンととても相性がいいので、そのへんも意識して合わせています。
M.E.  それと、素材感にもこだわってらっしゃいますよね?
赤峰  ベタな紺の無地よりかはメランジが入っているもののほうが表情があって、個人的には好きですね。例えば、ネイビー無地のスーツを買うにしても、凹凸感がある素材を選ぶと、それだけでもだいぶ違います。加えてちょっと明るめを選んだり、グレイがかっているものを選ぶだけで、雰囲気はだいぶ変わってきます。
M.E.  コーディネイトのポイントは?
赤峰  やや明るめのネイビースーツには、さらに明るいブルーのシャツやタイを合わせたトーン・オン・トーンが好きですね。もうひとつ、明るめのネイビーと茶の相性ってとてもいいんです。ダークネイビーには黒の靴を合わせる人が多いですけど、フォーマルではありでも個人的には相性の悪い色だと思っています。その点、茶の場合、さまざまなトーンがありますので、ブルーのトーンと合わせて遊ぶと面白いのでは?
M.E.  そう考えると、ネイビーのスーツ選びも楽しくなってきますね!
 

赤峰さんのワードローブにはブルーのトーン違いがこんなに!

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ネイビー無地といってもトーンはいろいろ。インクブルーや、ネイビーであってもグレイがかったものや黄味がかったものを選ぶだけで、印象はだいぶ変わります。また、平面的な素材感のものではなく凹凸感のあるものを選ぶのがポイント。

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2009年12月17日(木)

服の立ち位置【服務“仕分け”のススメ】 [朝日新聞掲載記事]

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朝日新聞(東京本社版夕刊)に2009年12月17日付けでファッションコラム連載『服の立ち位置(服務“仕分け”のススメ)』が掲載されました。

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2009年12月06日(日)

MEN'S EX 1月号 平成の寺子屋 赤峰幸生の上級ファッション塾 連載vol.13 [MEN'S EX 掲載記事]

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「ワンランク上のウールコート選びを教えてください」

真のクラシックを追求し、服のみならず、生き方そのものに自らのスタイルをもつ男、赤峰幸生。
氏が考える、男のお洒落を伝授する連載。第13回は、「ウールコート」。ワンランク上の選び方とは?




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■回答1■
コートのデザインで遊びを入れ色みはシックにまとめます
ドーメルのヴィンテージのスポーテックスで仕立てたリヴェラーノ&リヴェラーノのスーツ、ホーランド&ホーランドのタイ、アカミネロイヤルラインのブロードシャツ、ジョン ロブの靴、デンツのグローブ、ロキャロンのマフラーという合わせ。コートのデザインそのものはスポーティですが、シックな茶系でまとめ、色数を絞っているので、とてもエレガントな印象です。「デザインで遊ぶときは、色はシックにまとめます。足元は今の気分の茶スエードの靴。ベルトももちろん、茶スエードです」

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色数を使うときは上着の色柄を拾います
コートの中も色合わせを。「ガンクラブチェックのスーツはいろいろな色が入っているので、茶系で合わせつつもその中の色を拾ってあげると、何色か使っていても美しくまとまります。コートを脱いだときに色みが揃っていると、エレガント!」

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■回答2■
スタンダードなデザインのコートを素材で選びます
ダッフルコート用のヘリンボーンウール生地で仕立てたコートとフランネルのスーツはリヴェラーノ&リヴェラーノ。「デザインはベーシックですけど、素材で少し遊んでみました」。シャツはアカミネロイヤルライン。マリネッラのタイ、シャルベのチーフ、ニュー&リングウッドの靴、デンツのグローブに、ロロ・ピアーナのマフラー。

■デザインもしくは素材のどちらかで少しの遊びを!
赤峰  ウールのコートといえば、基本はチェスターフィールドやバルマカーンになりますが、そのままもってくるのはあまりにフツウなので、今回は進化させたベーシックをテーマに考えてみました。
M.E.  確かに予想外のコートでした。
赤峰  控えめなんだけれど違うよねっていう感じにまとめたんですけど、読者の皆様にそれが伝わっていると嬉しいですね。
M.E.  伝わっていると思います。メインの茶のコートですけど、見たことない形ですね。凄くカッコいいです。
赤峰  '50年代の英国のヴィンテージで、乗馬用のライディングコートを進化させたものです。ダブルフェイスのウール素材で、クローバーカラー、スラントポケットになっていて、シンプルなんだけれどちょっと違うっていうのを合わせたつもりです。色みはあくまでベーシックに、全体のトーンを合わせたのがポイントかな。
M.E.  もうひとつのほうは?
赤峰  ダブルブレストのコートですけど、実はこれ、ダッフルコート用の生地で作ったものなんです。スポーティなダッフル用のヘリンボーンをドレスの世界の中でクラシックな形に落とし込んでいるのがポイントです。グレイのスーツを軸に無彩色でまとめ、単に堅いブリティッシュではなく、赤峰的進化の表現を試みました。
M.E.  ともにきれいにまとまっていますが、合わせる際のコツを教えてください。
赤峰  まずは色数を極力絞ることです。最初にハンガーにかけて合わせてみるといいでしょう。靴下、ベルト、靴も入れてあげると理想的です。その際スエードの靴にはスエードのベルトを合わせるべきですし、コートにはグローブが必須です。紺の無地もいいですけど、あまりに普通なので、素材感かデザインでヒネリを入れるといいでしょう。ちなみに黒のコートはお葬式のとき以外着ません。お通夜でも着ないですね。
M.E.  なるほど。では、最後にひとこと。
赤峰  ドレスのコートで裾捌きがペラペラしているのは、個人的には好きではありません。いつも言っていますが、ウエイトがあって縦に生地が落ちている感じのものを選ぶことをオススメします。

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2009年11月19日(木)

服の立ち位置【自然の色に溶け込む】 [朝日新聞掲載記事]

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朝日新聞(東京本社版夕刊)に2009年11月19日付けでファッションコラム連載『服の立ち位置(自然の色に溶け込む)』が掲載されました。

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赤峰 幸生 (あかみね ゆきお)

● イタリア語で「出会い」の意のインコントロは、大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワークのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマにした自作ブランド「Akamine Royal Line」の服作りを通じて質実のある真の男のダンディズムを追及。平行して、(財)ファッション人材育成機構設立メンバー、繊研新聞や朝日新聞などへの執筆活動も行う。国際的な感覚を持ちながら、日本のトラディショナルが分かるディレクター兼デザイナーとして世界を舞台に活躍。 Men’s Ex、OCEANSに連載。MONOCLE(www.monocle.com)、MONSIEUR(www.monsieur.fr)へも一部掲載中。

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